”スパイダーマン歩き”で忍者修行、そしてパルクール
顔をマスクで隠し、ビルの谷間を行ったり来たりするスパイダーマンは、かなり忍者的な要素をもったヒーローと言えるだろう。
彼の場合、たまたま特別な蜘蛛にかまれた結果、その能力を得たわけだけど、忍者またはパルクールを修行しているものには、たまらなく羨ましい能力だ。
↓パルクールのトレーサーがリアルに”スパイダーマン”をやってみた動画。
もちろん架空のヒーローだから、実際に真似をして素手で天井に張りつこうとしても、真っ逆さまに落ちてしまうだろう。
しかし、これはもしかして真似をすることで修行になり、実際に役に立つのでは?と思ったのは、あの歩き方だ
歩き方と言っても普通に直立歩行しているときのスパイディではない。
蜘蛛を意識したであろう、なぜか平地でもよくやっている、あの四つん這い歩きだ。
いわゆるウンコ座りの姿勢から前に倒れ両手をつき、膝をつかずに歩くのだが、パルクールのトレーニングで行う”モンキーウォーク”とも似ていて、真似をするだけで体幹や全身の筋力がかなり鍛えられる。
また蛙のように膝を開いているので、股関節の柔軟性を高める効果も期待できる。
↓パルクールの”モンキーウォーク”
↓たまたま見つけたブラジリアン柔術の動画
ちなみに赤ん坊がある段階でする”はいはい”は、神経の発達や基本的な身体の動きを学ぶ上で必要な訓練なのだそうだ。
忍者もスパイダーマン同様に四つん這いに歩くことは多い。
天井が低いところを移動したり、暗闇などで地面を手で探りながら歩くことがあるのだ(自分は最近無いけど)。
しかも身体を小さく畳んでいる状態になるから、人目につきにくく実際の隠密行動にもかなり適しているのだ。
この”スパイダーマン歩き”(ゴロが悪いな)、家の中でもこっそりできるし、きっとダイエットにも効果抜群!
是非、日頃のエクササイズとして取り入れて欲しいでござる。
【おまけ】
参考にならないスパイダーマンの動画。
日本の東映「スパイダーマン」はアクションやポーズの面で後のサムライミ版にもかなり影響を与えた、と聞いたことがあり、公式の動画を探したみたんだけどスパイダーマンがマシンガン撃っているところや怪人や巨大ロボットのシーンとか関係無いところばかりで、まるで参考にならない(苦笑)
でもあの渡辺宙明の音楽は最高!懐かしいなぁ。
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